雑談は必要?

「雑談」というと、言葉の響きは良くないのですが、みなさんの会社は、和やかな雰囲気ですか、それとも、はりつめた雰囲気ですか?

業種によって、会社の雰囲気も違ってくると思います。
例えば救急医療現場や、管制塔などが和やかな雰囲気でも、困りますからね……。

また、直接お客様と接する職場の人が、内々でずっと話をしている状況というのも、問題です。

ただ、常に緊迫していたり、常にお客さんの目にさらされているというのでなければ、オフィスは和やかな雰囲気の方が、実は仕事の効率は上がります。

普段から話しやすい空気があれば、ちょっと困ったな、と思ったとき、一人で抱え込まずに、誰かに相談できます。また、大変そうな人がいたら、大丈夫、と気軽に声がかけられます。

こういうのは、「いざというときに声をかければいい」と思いがちですが、普段から、そういう行動ができる土壌ができているかに、大きくかかっているのです。

人から聞いた話ですが、口うるさく、地獄耳の上司のいる職場に、BGMを流し始めたら、社員が自由に会話できるようになり、その結果、業績が上がったそうです。

私の通っているコーチングや、メンタルヘルスの授業では、まず初めに、同じテーブルの人たちと雑談をする時間があり、それから授業が始まります。

コーチングの授業では必ず初めに、近くの席の人に「最近の私」について話します。
自分のことであれば、最近出かけた場所のこと、最近はまっていること、最近嬉しかったこと、なんでもOKです。

会社でも時々、一人一人が仕事と関係ない、プライベートをのぞかせることのできる、そんな時間があれば、同僚のことがもっと身近に感じられるのではないでしょうか。

例えば毎週月曜日に、「週末何をしていたか?」などと聞くのは、プライバシーの侵害にもなりますが、最近読んだ本についてでも、ニュースについて思ったことでも、なんでもいい、というようにしておけば、話し好きの人から、少しずつ自分のことを打ち明けてくれるようになるのではないかと思います。