味方になる
前回、前々回と、個人の「目標」についてのお話をしました。
でも「目標」というのは、個人の成長のために使えるもの、というだけではありません。
社長と従業員、上司と部下、同僚、などの関係を良好にするために使える「目標」というのもあります。
たとえば、従業員10人くらいの小さな会社の社長・Aさんと、事務職・Bさんがいたとします。
Aさんは、仕事が残っていても、時間が来たら退社してしまうBさんの態度が気に入りません。
Bさんは、無理な締め切りを押しつけて、残業するようにし向けているようなAさんのことが気に入りません。
AさんとBさんはよく言い争いをしています。
「仕事が終わっていないなら、残ってやっていきなさい」
「私の勤務時間は6時までです」
それでは、いつまで経っても、不毛な言い争いが続きます。
でもそこで視点を変えて、
「どうしてBさんの仕事は時間内に終わらないのか?」
と考えたとします。
上手く話し合いが持てれば、Bさんは、
「○○の仕事を、△△という形にしてもらえれば、もっと効率よくできると思うのです」
などと提案してくれるかもしれません。
ここまで来ると、実は、2人の関係はもう変わっています。
分かりましたか?
初めの言い争いの時点では、
Aさんの課題はBさん、Bさんの課題はAさん、でした。
でも、視点を変えたことによって、
Aさんの課題は「どうやったらBさんの仕事が速く片づくのか」ということになり、Bさんの課題も「どうやったら私の仕事が速く片づくのか」というものになっているのです。
相手ではなく、同じ問題を共通の「課題」にしたとき、2人は敵ではなく、味方になります。
人と衝突してしまったら、この手法、是非つかってみてくださいね。
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- 日時:22:24