他の人の仕事

私の尊敬する経営コンサルタントの福島正伸先生は会社のサイトで、「理想の会社」という小説を公開されています。
こんな会社を作りたいという福島先生の気持ちがいっぱいにつまった、小説です。
http://www.entre.co.jp/novel/index.html

そのなかにはたくさん学ぶところがあるのですが、私が気に入っているのはこの部分です。

「一日に三十分は他人や他部門のために時間を使うことが業務となっている。この相互支援の時間は、あらかじめいつやるのかが決まっているわけではない。自分の都合に合わせて、一日のうちと三十分間を他のメンバーに尽くせばいいのである。この相互支援時間を取り入れることによって、それまでと比較して、企業全体の生産性は二十五%向上した。」

あくまで「理想の会社」というフィクションの話なので、「そんなのは無理」という声もたくさん聞こえてきそうですが、「1日30分」を強制するのは無理でも、他の人や他の部署がどんな仕事をしているのか意識するきっかけを上の人が作れば、会社全体の雰囲気は良くなるのではないかと思います。
思いやりのある言葉を一言かけるにしても、相手の状況や気持ちが分からなければ無理なわけですからね。