衛生要因と動機付け要因

人は、何によって働く気をそがれ、逆に何によって、働く気が湧くのか、について今回はちょっと書いてみようと思います。

ハーズバーグという人が唱えた説を皆さんはご存じですか?

ハーズバーグによると、仕事には

「衛生要因」と「動機付け要因」という2つの側面があるそうです。


「衛生要因」とは……
「会社の方針」「給与」「労働条件」「人間関係」など

「動機付け要因」とは……
「仕事の達成感」「仕事の責任」「昇進」「自己の成長」など


この2つはどう違うのか、というと、

「衛生要因」は……
「満たされていないと不満がつのり、仕事を辞めたくなる」
「満たされていても、それが仕事をやる動機付けにはならない」

「動機付け要因」は……
「満たされていなくても不満にはならない」
「満たされていると、やる気が起こる」


つまり、

「給料が安い」→衛生要因が満たされない→不満になる→辞めたくなる

「職場の人間関係が良い」→衛生要因が満たされる→辞めたくはならないが、「動機付け要因」が満たされないと、やる気は起きない。

「仕事が毎日単調」→動機付け要因が満たされない→衛生要因が満たされていれば、すぐに辞めようとは思わない

「大きな仕事を成功させた」→動機付け要因が満たされる→もっと大きな仕事をしたくなる

こんな感じす。


このなかで私が興味深いと思ったことは、「高い給料だけでは人はやる気にならない」ということです。


皆さんの会社に、仕事を辞めたいと言っている人がいたら、その人の不満はどちらにあるのか、考えてみると、良い対策を練れるのではないでしょうか。