声かけ
最近、鬱病になる人、自殺する人が毎年かなりの数に達しています。会社でも、「メンタルヘルス」の対策を考えるところが増えてきました。
重い症状の場合は、あまり素人が手を出さず、産業医の先生がいたら産業医に、いない場合は、心療内科の先生などに早めに対応をお願いすることが必要です。
ただ、「鬱病」という「病気」の状態に陥るまでには、「前段階」があります。
たとえば従業員の様子を見ていて、
「遅刻や欠勤が以前より増えた」
「仕事のミスが増えた」
「頼んだことを忘れることが増えた」
「眠そうにしていることが増えた」
「イライラしていることが増えた」
「つきあいが悪くなった」
「挨拶しても反応がなくなった」
こんな状況に気づいたら、早めにフォローに回ることも大切です。
もちろん、上記の状態が出ても、仕事の問題ではなく、私生活での何らかのトラブルや変化が原因ということもあると思います。
ただ、かなり気になるレベルでしたら、他の人がいる場所で軽く「最近、どうだ?」と聞く形ではなく、会議室など2人で話せる場所に呼んで、きちんと「最近、遅刻が多くなって気になっているのだけれど、何かあったか?」など、聞いてみましょう。
そこで、自分に解決できないくらい深刻な状況だと思ったら、早めに専門家に任せることが大切です。
どこの医療機関にかかればいいのかわからないときは、都道府県の産業保健推進センターや、産業保健センターなどに問い合わせると、教えてもらえます。
そこまで緊急性がなければ、会社の近くにある病院のリストを作り(あらかじめ作っておけたらそれに越したことはありません)、「一度、受診してみてもいいんじゃないかな」と相手に渡すだけでもいいでしょう。